
大日本印刷株式会社は、業界トップクラスの印刷会社であると同時に、以前よりその多くの社内のトレーサビリティの手段として、ICタグをはじめとして様々な技術・サービスを開発し、それを基盤としたトレーサビリティ・ICタグソリューションを数多く提供されています。 今回、物流履歴管理サービス「Trail Catch(トレイルキャッチ)」では、初めてMyAccessサービスを利用したトレーサビリティソリューションを開発されましたが、なぜ当サービスを選ばれたのか開発担当の松林様にお伺いしました。



トレイルキャッチ開発のきっかけを教えていただけますか?
今まで生鮮食品のトレーサビリティは、輸送中のトラックの全体・コンテナ全体といったを監視するサービスはいくつかあります。
しかし、トラックの庫内環境といっても入り口付近と奥とでは違いがありますし、荷物の積み方によっても変わってきます。この事が原因で荷物が着いたら痛んでいた…なんていうことが、エンドユーザー様の悩みでした。でも、このような場合、前述の様なシステムでは、環境情報も含めた物流時の履歴追跡ができませんでした。
このトレイルキャッチは、そんな要望に応える「荷物ひとつひとつの履歴追跡」を行うことを目的に開発されました。
使い方は簡単で、荷物にトレイルキャッチをいれるだけ。あとは、管理用コンピューターに荷物の位置情報や温度などの情報が一定時間ごとに自動的に入ってきます。
人の手を煩わせず、再利用可能なタグシステムとして、ご好評いただいております。
MyAccessサービスを選ばれた理由は?
通信費が定額制というところが一番大きいですね。
荷物ひとつひとつに導入するという事は、とにかくコストを下げる必要がありますが、MyAccessサービスが出来るまで、通信料が従量制の通信サービスしかなかったのが最大のネックでしたが、M2Mに特化した定額制の通信費のおかげでエンドユーザー様にも導入しやすい価格設定が実現できました。
また、通常こういった通信サービスを行おうとすると、例えばD社のものを使おうとすると、エンドユーザー様は、(1)わたしたち大日本印刷とのサービス契約、(2)D社と通信契約と2つの契約が必要になります。
しかし、MyAccessサービスの場合、エンドユーザー様が、直接わたしたちと契約さえすれば通信サービスを提供できます。
要するに、私たちが、エンドユーサー様に通信費もシステム利用料もまとめて請求することができ、通信サービスでありながら、まるで端末だけのリースの様なサービスの提供が出来るわけです。
この契約方式のおかげで、弊社営業スタッフもエンドユーザー様に対して非常に勧めやすいという声を聞いています。
これからの展開などありましたら
おかげさまで、第9回 自動認識総合展 AUTO-IDセキュリティーEXPO自動確認大賞の大賞を受賞させていただくなど、内外から評価をいただいております。
現在のサービスは、位置情報と温度情報ですが、エンドユーザー様の要望に応じて湿度や気圧などよりきめ細かいサービスを提供してまいりますので、ご期待ください。