
昭和システム開発株式会社は、ダム制御システムや、POSシステムなどコンピューターネットワークを利用したテレメトリングサービスを多数手がける企業です。
自社のテレメトリングサービスの新展開ソリューションとしてMyAccessサービスを利用したシステムプラットフォーム「ZigPlat」を開発し、様々なソリューションに展開している。
今回は、その「ZigPlat」構想と河川水量監視システムでの導入事例についてお話を伺いました。
ZigPlat開発のきっかけを教えていただけますか?
当社は、以前よりダムや河川といったテレメトリングサービスのソリューションを提供しているのですが、こういった施設は、すべて同じ様な環境にある訳ではありません。
以前は、電話線やネットワークインフラも有線がベースで、インフラ施設のために大掛かりな工事、電柱や電力供給の更に工事など、コストと手間がかかりました。さらに、インフラ施設のメンテナンスにも人手がかかりました。
この施設工事が、無線インフラを利用する事で、設置、利便性にすぐれ、手軽にシステム導入につながるのではないか?また、テレメトリングされた情報(データ)を、いち早く確認、非常時にも備えたいなど、携帯電話への情報表示など要望があり、いくつかの無線インフラを検討していました。
その中で、MyAccessの広域無線インフラとローカルな無線ネットワークであるZigBeeを組み合わせることで「ZigPlat」というコスト面でも運用面でも競争力のある汎用性の高いプラットフォームが出来ました。
ZigPlatを活用した河川水量管理システムでは、通信コストだけでなく、設備のコストも大幅に下げる事ができたそうですね。
MyAccessサービスは、M2Mに特化したサービスなので、通信料が定額かつ低額なので、通信費用が大幅に削減できました。これを他の無線サービスでしようとすると、実際に送受信するデータ料はわずかなのに、非常に高い通信費になってしまいます。だいたい、通信費だけでいえば、1/3から2/3程度には抑えられていると思います。
私達のシステムは、MyAccesssサービスとZigBeeを利用した広域エリアとローカルエリア
を併用したネットワークが特徴なのです。また、MyAccess端末やZigBeeは、ソーラーパネル(太陽電池)で電力供給し、さらに運用コストの削減、設置性を高める工夫(どこにでも)、コスト削減(やすく)につなげています。
また、ZigBee端末を取り付ける電柱を立ててさらに端末間の見通しを良くして、通信品質(端末間800m)を上げる効果もだしました。このような工夫ができるZigPlatを活用すると、テレメトリングサービスを実現する設計コスト、設置コスト、運用コストが押えられると考えています。
観測データの送信は、「環境対策型コンピュータ」と「MyAccess端末CT-306」のいずれも汎用製品を利用したシステムを基地局に置いて対応しています。
いずれも、既存製品を利用する事ができたので、新規で端末などを開発する必要がなくなりました。
今回の様な中小規模の案件が多いた
め、汎用品でまかなえる事は、かなり
のコストダウンになったと思います。
御社の「ZigPlat」は、様々な業種・サービスに展開できそうですね。
インタビューに書かれると困ってしまうんですが、水面下ではいくつかの案件が進行中なのです。弊社のZigPlatというプラットフォームは、汎用製品とMyAccessサービスを組み合わせており開発コストが抑えられるため汎用性が高く、様々な業態に展開していける事が魅力です。
また、今まで培ってきたテレメトリングのノウハウも活かし、データ分析のソリューションや既存イントラネット・システムとの組み合わせなど、複雑な案件にも対応できるかと思います。
ありがとうございました。